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2023.03.20

Show and Tell

インターナショナル・プリスクールCHESの「Show and Tell」

「Show and Tell」

インターナショナル・プリスクールCHESの「プリ・クラス」では、毎週金曜日に「Show and Tell」の時間を設けています。特に宿題として順番を決めているわけではなく、その週の間に経験した面白かったこと、楽しかったこと、チャレンジしたこと、なんでもいいので教室のお友だちに伝えたいことがあれば、それぞれの園児が思い思いに発表する時間です。

Happy Graduation!

この日は、卒園を控えるWhite Owlの園児にむけて、Red Foxの園児が「Happy Graduation」のお祝いを伝える「Show and Tell」がありました。White Owlの園児全員の似顔絵を描き、紙に貼り付けてひとりひとりに卒園のお祝いの気持ち伝えていくのですが、秀逸だったのは、それぞれの似顔絵がパペットのように動くように工夫されていたことです。

「Show and Tell」は、「聞く・話す」と「質問する」

CHESの「Show and Tell」には、特にルールはありません。なにか伝えたいことがあれば、伝えたい素材を持ってきて、手をあげて、とにかく発表する。ルールはこれだけです。

「Show and Tell」の時間を設けることで、当初想定していたのは、発表の際にたとえ言葉につまっても、みんなの前で「英語で話す」経験ができることと同時に、発表しているお友だちの話を「聴く」経験ができること、そして気になることがあれば「英語で質問する」経験を積んでいくことでした。

特に一定のルールや枠を決めずに数年間、自分で発表したり他のお友だちの発表を見たり聴いたりと、楽しく体験している間に子どもたちの発想がひろがり、同時に「話す」だけではなく、「伝える」ことに工夫をこらすスキルも進化してきていることに驚きました。もちろん各ご家庭のご理解・ご協力があってのことは言うまでもありません。感謝です!

この日はもう一つの驚きがありました。手作り「Magic Box」の発表です。缶の箱に切った牛乳パックをたくさん詰め込んだ「Magic Box」。いきなりふたを開けると…、クラス中に驚きと大きな笑い声に包まれました。このような「Show and Tell」も面白いですよね。

「Show and Tell」のもう一つの側面

また「Show and Tell」には、当初想定していなかったまったく別の側面があることにも気づかされました。

数人の園児は、「Show and Tell」の発表のために、自分自身の体験や家族旅行の写真を張り付けた「スケッチブック」を用意しているのですが、月日を重ねていくうちにこの「スケッチブック」が、園児の「成長記録アルバム」になってきているのです。

園児たちの気持ちを汲んで、丁寧にこのような「スケッチブック」を用意していただいているのは、まさにご家庭でのご理解とご協力の賜物です。CHESの「Show and Tell」は、各ご家庭のご理解・ご協力があってのことと、頭がさがる思いで一杯です。改めて感謝申し上げます。

当日の発表のページだけではなく、過去のページをめくりながら、その時その時の体験をお友だちに説明している様子は、家族自慢のようでなんだかとっても誇らしげです👍

International Preschool CHES
Deputy head teacher
幼稚園教諭一種免許/保育士資格
小学校英語指導者資格
(Elementary School English Teaching License)
Masami Morimoto


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