CHES英検(Writing)
対策通信講座
Writing lesson
お子さんの英検(Writing)対策を
CHESの外国人教師が
お手伝いします。
なぜ?急増し始めた「英検」受験の相談
ここ数年、「そろそろ英検を受験したほうがいいでしょうか?」という相談が、「アフター・クラス(おもに小学生)だけではなく「プリ・クラス(就学前)」のCHESの保護者からも急増しています。その背景には、「2020年度新学習指導要領」の導入があるのだと思います。特に「英語」についての変更点を、下記にまとめてみました。
01小学3・4年生から「外国語(英語)活動」がスタート
小学5・6年生を対象に行われていた「外国語活動(英語)」の授業が前倒しとなり、「教科」ではない(教科として評価されない)ものの、小学3・4年生からスタート。
02小学5・6年生「教科」としての英語
週2コマ程度ですが、「教科」として「英語」の授業が始まりました。「英語によるコミュニケーションスキルの基礎を養う」ことに教科の目的がレベルアップ、授業内容が4技能5領域化され、「聞く」「話す(やり取り)」「話す(発表)」に「読む」「書く」が加わります。
03中学では、「授業を英語で行うことを基本とする」という方針
中学の授業では英語の4技能のうち、「聞く」「話す」が従来よりも重視されます。文部科学省科の「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」によると、中学校の英語の授業についても、「授業を英語で行うことを基本とする」という方針。
04大学入試(「センター試験」から「共通テスト」)の内容が変更
英語では「発音問題」や「文法問題」など、知識系の問題がなくなり、長文、会話文などの読解力が重視され、「リスニング問題」も多様化。配点も、筆記(リーディング)が100点(センター試験では200点)に、リスニングが100点(センター試験では50点)に変更、「リスニング問題」の配点比重がUP。
05英検のテスト内容は先駆けて変化
「2020年度新学習指導要領」に先立ち、すでに2017年度以降の英検のテストでは、3級から、準2級、2級でも「ライティング」の問題が導入されています。配点にも大きな変化がありました。たとえば、3級の一次テストでは、「リーディング(空所補充など30問)」、「リスニング(30問)」、「ライティング(25から35語)」、それぞれを各550点満点で採点。
以上のような「英語教育」の変化をうけ、私立中学の一部では受験科目に「英語」が追加されたり、高校や大学受験においても英検合格実績によって優遇措置があったりと、各受験制度にも影響が。
そのため学習塾や私立小学校では、さかんに英検受験が推奨され始め、英検受験の低年齢化が進み、それを耳にした保護者からの受験相談が増えてきたのでしょう。
Merits
英検対策の課題
英検対策の問題集をみると、テストで使用されている英検最頻出英単語集! 英語表現集! また、塾や学校では受験対策にひたすら過去問演習の課題がだされている様子。特に「Writing問題」の対策では、想定問題「あなた(受験生)の考えとその理由を2つ英文で書きなさい」に対して、模範解答をとしてただ一つ提示しているだけです。
これではただのテスト合格のためだけの勉強です。もちろん、このような勉強方法がすべて無意味だと言うつもりはありません。ただ、「新しい学習指導要領」のキャッチ・コピー「生きる力 学びの、その先へ」とリンクするのかについては、少し疑問を感じます。
CHESの生徒たちは変化を歓迎!?
CHESでは、「フォニックス」、「サイトワード」と英語の基礎から学び、「Show and Tell」を通して、「聞く」「話す(やり取り)」「話す(発表)」「読む」「書く」の4技能5領域を日常の授業中で身につけることを目指してきたので、英語の指導要領の変化は大歓迎です。
また、従来から英語が将来にわたって定着するために、CHESでは(水泳教室にあるワッペンテストのような)一つの「指標」として、小学校低学年までに「3級」、高学年までに「準2級」、中学で「英検2級」をあげてきました。しかし、英検受験を推奨しているわけではなく、英検合格はあくまでも一つの「指標」であって、「目的」ではありません。
Merits
CHESの英検(Writing)対策
それでも英検受験希望者には、授業中にテスト問題をどのように読み進んでいくかの「コツ」や、低学年には答案の書き方などの練習をサポートしています。実はこのような授業のなかで一番盛り上がるのが「Writing対策」です。
まず想定問題。たとえば「暑い天候と寒い天候のどちらが好きですか?」。ここで、参加している生徒、全員で意見とその理由を出し合います。とにかくこの時間は学齢なりの「好奇心」や「発想」が、本当に面白いのです。
「暑いと汗がいっぱいでるから嫌い」から始まって、学齢や生活感の違いも含めて、とんでもない意見や理由も含め思いつくままにワイワイがやがや。この時間に限って意見がでやすいように日本語もOKです。
しばらくして意見が出尽くしたころ、みんなが共感できそうな意見と理由を二つに絞り込みます。「暑い夏はかぶと虫が採れて楽しいから好き」、「暑い季節は冷たいジュースを飲めるから好き」。そして、ようやくここから丁寧に英文にしていきます。
お子さんの学齢なりの「発想」を英文に
「僕(私)は、本当は暑い夏は嫌いなのに…」
「模範解答だから、これをセンテンスごと丸覚えしなさい!」
過去問題をこなすなか、まだ自我ができあがっていない子どもが、このような状況に追い込まれてしまうのはあまりにも寂しいです。
そこで、CHESでは、勇気をもって英検の受験を決心したお子さんを応援しようと、「CHES英検(Writing)対策通信講座」を開講しようと考えました。通信講座ですから、CHESの教室で同年代の子どもたちと一緒になってワイワイがやがやディスカスする時間を共有できないのは残念なのですが、この講座は以下の流れで進みます。
01こちらから「英検(Writing)想定問題」を送付
02期限までに、日本文の解答と英文の解答を返信
(英文は完成していなくてもOK)
03CHESの外国人講師が、日本文の意味をくみとり、
学齢なりの語彙・表現で添削し回答する。
添削には、英検の採点基準と同じように、以下の3点を重視します。
構成:英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
語彙:課題に相応しい語彙を正しく使えているか
文法:文法的に正しい英文が書けているかどうか
すでにご紹介したとおり、英検の1次問題では、「Writing問題」の配点が「リーディング問題」と「リスニング問題」と並び、それぞれを各550点(3級)満点で採点されます。Writingの出来不出来は合格に大きく影響するのです。
合格・不合格という結果は
もちろん大事なのですが、
結果以上に、この受験対策の時間を
お子さんの学齢なりの発想や好奇心を
日本語だけではなく英語で表現する
貴重な体験にしてあげてください。
詳細は、近日公開します。
それまで、しばらくお時間ください。