卒園生からの嬉しい報告

新年度が始まって早々、CHESには嬉しい知らせが次々と舞い込んできました。CHES卒園生からの高校受験の合格報告です。

以前「神戸新聞に卒園生の活躍が紹介されました！」で紹介したWakaちゃんは、「神山まるごと高等専門学校」に合格。合格者のほとんどが英検準1級保持者だったそうで、なかには帰国子女も多く、受験科目に英語がなかった理由が合格後にようやく理解できたとのこと。「CHESのおかげでスタート・ラインに立てました！」と、嬉しい言葉で合格を報告してくれました。

他にも、「神戸市立工業高等専門学校」や「須磨学園高等学校（三類理数）」の合格報告もいただくことができたのです。みんな口々に「英語が受験の武器になったよ」と言ってくれて、こんなに嬉しいことはありません。しかしそれ以上に、英語の先にある自分自身の可能性にむかっているみんなの姿がとても誇らしくて、もう感激の一言でした。

このような先輩に続く次の世代のCHESの子どもたちも果敢に英検を受験してくれています。前回（2025年1月実施）の結果をようやく💦まとめることができましたので、報告しますね。

合格者21名の内訳は、5級14名、4級2名、3級3名、準2級2名

小学生で準2級に合格した卒園生の2人は、ともにサッカー大好き少年。なかでもN君の将来の夢は、海外で活躍するプロ選手。曰く「海外で活躍するためには英語は必須」とのこと。本当に夢が叶うといいですね。

ただ、英語の先にある夢に向かっているのは素晴らしいことですが、同級生たちは中学にむけてそろそろ学習塾で勉強に励む頃、他の科目もそろそろ勉強しておかないと、将来の選択肢を狭めかねないので、少し心配していました。こんな小言にも素直に耳を傾けてくれて、ようやく英検の受験を決心、合格後は勉強の方向もママと相談しているそうです😊

そして、英検3級に合格したのは、「アフター・クラス」からCHESに参加してくれた女子チーム。クラスでは、まるでゲームをしているかのようにボキャブラリーを着実に増やす努力をしていた彼女たちですが、その雰囲気のまま楽しそうに受験。そして見事合格。みんなリラックスして受験に臨めた様子で、CHESを準会場にしてよかったと改めて感じることもできました。

本当に、みんな合格おめでとうございます👍

英検合格は、成長プロセスのひとつ

いつもお話ししているように、英検合格が子どもたちの英語力を単純に評価しているわけではありません。子どもたちはこれからも毎年毎年成長していきます。成長する環境の変化にしたがい、思考力や表現力も成長していきます。当然、思考や表現のために使用する「語彙」は、幼児言葉からどんどん広げていかなければなりません。これは日本語や英語という問題ではなく、ヒトとしての成長プロセスです。

また「感覚思考」から「論理思考」に変わりはじめるといわれている小学生中学年以降は、学び方にも注意が必要だと感じます。これは「プリ・クラス」の卒園生にも感じることがあるのですが、幼少期には授業に参加しているだけでなんとなく覚えられたことも、小学校中学年以降にもなると、なんども書いたり、口にだしたりしないと覚えられないことも増えてきます。

せっかく英検を受験するのであれば、これまで「なんとなく学んできた」から、自分なりの効率のよい「学ぶ」方法をできるだけはやく獲得していく成長のためのチャレンジに位置付けて欲しいと思います。そうすることで、他の科目、もちろん学科に限らず、スポーツや音楽、美術も含めてあらゆる課題に果敢にチャレンジできるようになるはずです。

そしてこれからも、単に「テスト対策」にこだわるのではなく、「学ぶ」という「手段」を手に入れた後の自分自身の未来（夢）にもっともっとフォーカスしてみてください。みんなの未来は、きっと素晴らしい驚きに満ち溢れていると思います👍

International Preschool CHES
Deputy head teacher
幼稚園教諭一種免許/保育士資格
小学校英語指導者資格
（Elementary School English Teaching License）
Masami Morimoto

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