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Soon to Graduate from CHES

Artworks for the Graduation

卒園を控えたWhite Owlの園児と保護者の方々が、一緒に楽しそうに手を動かしているのは、卒園作品を制作している様子です。新型コロナの影響で、この学年はBlue Bird(年少学齢)から約3年間、園での活動はかなり制約されてしまいました。

いちご狩りに始まり、遠足、工場見学、授業参観など、残念なことに自粛ばかりの3年間だったので、卒園を間際に、園生活でお世話になったママ・パパとの共同作業をすることにしたのです。

親子一緒にCHESでの活動をする機会が少なかったので、この日は本当にみんな楽しそうに盛り上がっていました。こうしてできあがった作品の一部をご紹介しますね。

Another Graduation Work

そして実はCHESには、卒園作品の制作とは別に、卒園を控えて恒例の大切な作業があります。それは、卒園式で保護者の方々にお礼のスピーチをするための原稿の作成です。

在園期間が長い園児では5年間、短くても3年間、保護者の方々の尽力なしに園生活を楽しむことはできなかったはずです。卒園を機会に園児からも感謝の気持ちを込めてお礼のメッセージを作成、卒園式でひとりひとりが参列者の方々を前に発表するのです。卒園式の一大イベントと言ってもいいこのスピーチにむけて、(保護者には内緒で🙊)すでに準備が始まっています。

「文章」の書き方を習った経験はありますか?

ところで、「文章」の書き方を習った経験はありますか? そういえば、私もかつては「起・承・転・結」とか、呪文のような説明を受けた気もするのですが😥、あまり記憶には残っていません。

アフター・クラスに通う小学生の生徒たちからよく耳にするのが、夏休みの宿題で最後に残っている「読書感想文」へのぼやき。「なにを書いたらいいかわからへん!」「どう書いたらいいかも習ってないし!」と口々にこぼしています。

CHESでは、文章を作成する際に、テーマに応じて思いつく項目を順次書き出していくという「brainstorm」という作業から始めます。特にこの時期の子どもたちは、言いたいことがたくさんあり過ぎて、頭のなかをグルグル回っているので、こうしておくと書きたい内容が重複しにくかったり、内容の優先順位がつけやすくなったりと、文章全体の内容を整理しやすくなるからです。

今回、私はWhite Owlの教室に忍び込み、スピーチ原稿を撮影してきましたので、特別にこっそりその内容をご紹介しますね。

このように、「CHES Memory(園での思い出)」、「Thank You(感謝の気持ち)」、そして「My Future(将来のわたし)」と、項目ごとに思いつくまま書き出して、最後に文章にまとめていきます。まだまだ準備段階ですが、このようにスピーチ原稿としてできあがっていくのです。

このような作業を横で見ていると、「あぁ本当にみんな卒園してしまうんだなぁ」と少し寂しい気持ちと、「こんな文章が立派に書けるようになったんだぁ」と、その成長を誇らしく思う気持ちが入り混じって、なんだか切ないです。

もうすぐ春ですね。

インターナショナル・プリスクールCHESの「プリ・クラス」は、3月25日に卒園式を迎えます。

International Preschool CHES
Deputy head teacher
幼稚園教諭一種免許/保育士資格
小学校英語指導者資格
(Elementary School English Teaching License)
Masami Morimoto


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