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2019.01.07
CHESプリ・クラス新年あけましておめでとうございます。
2019年の始まりは、4日の金曜日をお休みさせていただいたので、朝から順次登園してくるCHESの園児の元気な顔をみるのもずいぶんひさしぶりのような気持ち。ところが、私が少しとまどってしまったのもつかの間、元気な声で「Good Morning!」「Happy New Year!」と次々と玄関からはいってくる様子は、わずか1週間でずいぶんみんな成長したような気がして、とまどいどころかむしろなんだかワクワク感動的でした。
ほんの数週間前、12月のクリスマス・アッセンブリーでは大勢の父兄の前で歌やダンス、そしていくつかのパーフォーマンスを元気に披露していたあの様子よりもさらに自信にあふれている、そんなひとりひとりの表情をみていると、あぁ、新年が始まったんだと、改めて感じる2019年のCHES初日。
さて、2019年はなにやら「変革」の年といわれているようで、ここ数年のなかで起こり始めた様々な変化が一気に目に見えるような実感とともに形になり始める年回りのようです。
10〜20年後には、日本の労働者半分が就いている国内601の職業において、AI(人工知能)もしくはロボットが代替可能であるといわれている時代。つまり、いまの幼い子どもたちの大半は、パパやママ、先生方を含めた私たちがまったく知らない(想像すらできない!?)職業に就いている可能性があるわけで、変革とはまさにこんな将来像へと続いていくことなのかもしれませんね。
そしてまさにいま、CHESを取り巻く環境も、 「幼児教育・保育の無償化」だけではなく、「2020年度 教育制度改革」では特に「英語」に関する方針がかなり変革されていきます。たとえば 小学校では、3年生から英語の授業が 始まり、中・高校では「 授業を英語で行うことを基本とする 」とうたわれていたりと、従来の「読む」「書く」を中心としたカリキュラムではなく、「聞く」「話す」の2分野を追加したいわゆる「4技能」をバランスよく高めていくというのが、「英語」に関する 変革のおおきな特徴です。
こうなると大学入試から高校入試に至るまで 、英語だけではなく国語や数学に至る他の科目でも、従来の画一的な勉強方法だけではなかなか思うような結果を得るのが難しくなってくるのかもしれません。
しかし、ここで改めて考えてみると、CHESの子どもたちが日々の活動のなかで培ってきたものって?
読んだり書いたりはもちろん、日々のやりとりは英語でのコミニュケーションが外国人の先生との間で自然と成立していたり、休暇中の家族旅行のことをみんなの前で英語で発表してみたり、クリスマス・パーティの企画をみんなで相談したり、英語で歌ったり、みんなで練習してパフォーマンスをしたりと、特に 「4技能」とか改めていわなくても、日々の生活のなかで十分に培われているような気もするのです。
もちろん教育制度変革の内容はこれからもさらに具体化され、その内容を目の当たりにするまではゆったりしているわけにもいかないのでしょうが、「学ぶ姿勢」を「英語」を通して培っていきたいと考え、「小さなこどもたちの大きな可能性を英語で応援したい」と立ち上げたCHESの方向は、たとえ環境が多少変化しようとも、これからもぶれることなく日々大切に積み上げていきたいなぁと考えています。
2019年のCHESは、たとえ「変革」のなかでも、その流れに対応できるよう「改革」しながらますます盛り上がっていきたいと思います。本年もこれまで以上にCHESの活動にご理解とご支援をいただけると幸いです。本年もよろしくお願い申し上げます。
Happy New Year!
International Preschool CHES
Deputy head teacher
幼稚園教諭一種免許/保育士資格
小学校英語指導者資格
(Elementary School English Teaching License)
Masami Morimoto