あるTV番組から「シンガポール留学」の取材協力の依頼をいただいたのですが・・・

神戸でもようやく桜が満開! すっかり春ですね。

 

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近所の公園では一昨日くらいから満開なので、今日の雨にも負けず、お散歩にいけそうな週末まで、なんとかがんばって欲しいところですぅ。

 

桜が見ごろになった先日は、ウチの長男の入学式にも参加させていただきました。せっかく桜がキレイなのに、本人は友人達と待ちあわせて先に行っちゃうし、帰りには待っていようかとも思ったのですが、PTAの役員選出クジに見事当選、失意のうちに意気揚々(笑)とさっさとCHESの教室に戻って参りました。なので、看板と桜のツーショット(汗)でございます。

 

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ところで、先日、テレビ東京系列で放送されている『未来世紀ジパング』の番組スタッフの方からお電話をいただき、ありがたいことに「CHESシンガポール親子短期留学」に関して取材協力の依頼をいただきました。

 

お話をお伺いしてみると、今回の番組のテーマは「海外脱出」。

 

昨年の震災以降、たしかに「CHESシンガポール親子留学」の問合せは急激に増えてきましたし、また、ここ数年の歴史的な円高の影響からか、海外進出(脱出)する企業の転勤話もよくお聞きするようになり、このBlogでも閉塞感漂う日本の将来への漠然とした不安から「英語」や「留学」の必要性や重要性をたびたびお伝えしてきました。その意味では、間違いなく旬のテーマなのだと思います。

 

ただ、さらに詳しくお話をお聞きしていると、「CHESシンガポール親子短期留学」でご紹介している「サムス」の授業風景を撮影したいとのこと。これは、やや番組の意図からそれてしまいそうだと感じました。

 

というのも、以前からお伝えしているとおりシンガポールは「教育」「滞在費」の水準が日本と比べて決して低くない(むしろ明らかに高い)ので、シンガポールの現地校であるサムスの授業風景の映像から「日本から海外脱出」を浮き彫りにするのは難しいのではないのかなぁと感じたのです。

 

実際、シンガポールに滞在されている日本人の多くは、会社員(駐在員)の方々。他の周辺アジア諸国から、個人的な意思100%でシンガポールに来ている方々の意気込みと、その意気込みやスタンスはやや種類が違うような気がするのです。

 

また、これはあえて言葉にはしなかったのですが、シンガポールにはタックス・ヘイブンというもう1つの顔もあって、「海外脱出」という言葉には微妙なニュアンスも見え隠れしてしまうような気もします。数年前には「村上ファンド」の村上さんも、シンガポールに拠点を移されたことが話題になったりしていましたしね。

 

もしも本来の意図である「日本から海外脱出」を浮き彫りにするために、他の周辺アジア諸国からの脱出の様子を映像で伝えるのであれば、シンガポールのYMCAやインリンガなどの語学学校で現地校への編入のために一生懸命勉強している子供たちの様子を取材されたほうがいいのではないのかなぁなどなど、私の個人的な考えをお伝えしました。

 

結局、シンガポールのあるインターナショナル・スクールは取材できそうということで、そちらに取材にいかれることになったそうです。

 

ただ、今回お話をお伺いしていて、私は、昨年、女性月刊誌の方から取材協力の依頼をいただいたときにも感じたある種の違和感を思い出しました。

 

それは、先日、『外国人看護師国家試験』で、テストに「漢字」が必要なのかどうかなどと議論をしているTVニュースを聞きながら感じた違和感。こんな議論をしている間にも周辺アジア諸国の志のある多くの若者は、日本ではなくオーストラリアやアメリカ・カナダの看護師資格を目指すだろうなぁと感じたあの違和感と同じ種類のものかもしれません。

 

もしかすると、私が感じたその違和感は本質的な危機対応の温度差なのかもしれません。少子高齢化や閉塞感ただようと言ったところで、円は急落するどころか、歴史的な円高。消費税増税も話題にはなりますが、死活問題のようなデモは発生していません。国債暴落もいつしかオオカミ少年扱い。大卒の就職率61.6%は話題にはなりますが、大学の存在意義や大学進学の意図や意義はあまり議論されないままです。なによりも失業率やニートが話題になっても、ホームレスが街にあふれる状況ではありません。

 

結局、日本はまだまだ余裕があるということなのでしょうね、いまのところ。でも、おそらく多くの日本人の方々が、このままよくなるとも感じていないからこそ、このタイミングで「海外脱出」という企画なのでしょう。

 

ところで、海外脱出の意図や目的とは・・・? あくまで個人的な一身上の都合というところなのでしょうか。

 

できれば、一歩踏み込んで、このあたりまで取材していただけると、とても興味深い番組になるような気がします。

 

私が、ほんの少しの海外生活で多くの周辺アジア諸国からの「海外脱出」組の方々から感じ、学ばせていただいたのは、脱出後の母国へ愛着と還元意識でした。おそらく私が感じてきた本質的な危機対応の温度差も、この母国へ愛着と還元意識の温度差からくるものなのだと思います。

 

でも、そもそも、自然と愛着が湧き、心から還元したいと感じる日本の次の世代へ遺せるもの、あるいは遺すべきものは、一体なんなんでしょうね。

 

いい機会なので、私は、週末、お花見でもしながら、改めてゆっくり考えることにしますね。

 

私は、ほとんどお役に立てません(申し訳ありませぬ)でしたが・・・

『未来世紀ジパング(テーマ:海外脱出)』は、5月7日(月)の22時から22時54分まで、テレビ東京系列で放送予定だそうです。

 

ぜひ、ご覧下さいね!


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