すっかり春らしくなってきましたね。あとはサクラが咲けば春本番といったところでしょうか。もう1週間ほどで入学式シーズン。サクラも間に合えばいいですね。
でも、このぼんやりとした春の風情をのどかに楽しむゆとりもなく・・・、CHESでは、スプリング・クラス真っ只中! 連日約30名のお友達が大騒ぎぃですぅ。このスプリング・クラスの様子は、また後日改めてお知らせしますね。
今回は、この春休みに「シンガポール親子短期留学」を体験された方々から楽しいメッセージをいただきましたので、3組の方々のご感想をお伝えしていきたいと思います。
まずは、大分のWさんからのメッツセージです。
御連絡が遅くなって申し訳ありません。大分のWです。無事に日曜日に日本に戻りました。このたびは大変お世話になりました。
伺っていた通り、マギス先生は大変やさしい方で、よくお話をきいてくださいました。あわてものの私が、初回にお渡しするはずだった留学費用を忘れたときも、「問題ないですよ~お迎えの時にどうぞ~」という気さくな応対で、体調の変化や、給食のことなど、気になったこと、なんでもメモなどでお伝えでき、私も安心でした。
次女3歳はやはり難しかったようで、2時間余りでお迎えに行ったのですが(笑)「Mちゃんの分の留学費用はいらないですよ~」と笑顔でおっしゃっていただけました。
入口から親は立ち入れず、見送るのみだったのですが、消毒から水分補給、おやつまで、手厚くみていただいたみたいで子どもは初日から「楽しかった~」と笑顔で帰ってきました。
シンガポールはバス、地下鉄でどこでもいけ、お手軽に子どもたちと楽しめる場所が多いので、一週間、とても充実した時間を過ごせました。
いろんな言葉、人種、文化、宗教をダイジェストで体験でき、ようやく世界地図を把握できてきた長女には食べるもの、着ているもの、動いているもの、建築物、景色、植物、お金、お作法・・・見るものすべてが新鮮だったようです。
バスの中で、金子みすずさんの詩を「みんなちがって、みんないい~♪、だね、ママ」と返され、こどもの吸収力、柔軟性に驚かされました。 私も、歴史や政治など、大変勉強になる旅でした。よい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。また機会があれば、よろしくお願いいたします(^-^)
Wさんのところの3歳の妹さんはうまくなじめなくて残念。お姉ちゃんが一緒でも、3歳ではまだ難しかったかもしれませんね。でも、本来の目的であるお姉ちゃん(6歳)の留学体験は、うまく馴染めたようでよかったです! しかも、多文化多民族の状況を金子みすずさんの詩の一節で表現するなんて、凄スギマス。
私なんて、あの震災の頃のACの広告で初めて「こだまでしょうか?」にふれ、この歳になってようやく金子みすずさんのお名前を伺った始末なので、ホントお恥ずかしい話です。
お姉ちゃんがお話された「みんなちがって、みんないい~♪」は、金子みすずさんの詩、「私と小鳥と鈴と」との一節ですよね。引用させていただくと・・・
『私と小鳥と鈴と』金子みすず
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。
私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
大正時代末期から昭和時代初期、まだ封建的な状況の日本のなか(しかも女性)で、この詩を詠んだ金子みすずさんも凄いと思うのですが、6歳のお姉ちゃんがシンガポールで感じたことを、そのまま詩の一節になぞらえて「みんなちがって、みんないい~♪」と表現しちゃうところも、本当に凄いなぁと感心してしまいました。
そして、次は、お孫さんを連れての留学体験されたIさんからのメッセージです。
連絡が遅れましたが、予定通り無事帰国しました。
軌道に乗るまで少しバタバタしましたが、お陰さまで上手く行きました。
英語学校の方は、Hが毎日楽しそうに通ったので目的の一番が達成でき良かったです。
Homestayの方は、新しい建屋で、2Fは私達だけでホテル並みに過ごす事ができました。唯一困ったのはエアコンのコントロールに慣れるのが大変でしたが、Collinさん(←陽気な大家さんです)家族4人に大変親切にして頂き、こちらが暑さにバテ気味だった為、会話が今一充分にご家族とできなかったのが当方としては悔やまれます。
帰国し、一週間振りに日本の三月の景色を見て、Hが「カサカサや!」と、緑緑した大木の中のSinngaporeでの風景との違いに改めてショックを受けたようです。本人は又行きたいと言いましたから大成功です。
大変お世話になりました。
Iさんは小学生のお孫さんを連れての留学。お孫さんが通われたのはインリンガ・シンガポールです。電話でお聞きしたところ、毎日毎日、登校するやいなや先生に抱きつくくらい、先生のことが好きになったそうです。本当に相性ばっちりだったんでしょうね。
一方、Iさんは、英語にはそれなりの自信があったそうなのですが、現役を退いてからしばらくつかっていなかったので、すっかり英語力が落ちていて少しがっかりされたそうです。でも、これを機会にまた英語の勉強を始めてみようかなぁともお話されていました。
そして、最後はHさんからのメッセージです。
こんばんは!
この日曜日の朝、無事に関空に到着いたしました! Ms Mageswary先生をはじめ、皆さんほんとうに温かく迎えてくださり、短い時間にもかかわらず有意義な実り多き時間を過ごさせていただきました。
放課後も 植物園 動物園 ナイトサファリ ミュージカル リバークルーズ 。。。と忙しく充実させていただきました。
とくに現地の方々が子供にやさしくて、どこへいっても気さくに声をかけてくださったり、MRTやバスでは、必ずといっていいほど席を譲ってくださったり、行きかたが分からない時は親身に考えてくださり近くまで連れて行ってくださるも!
SAM’Sは 衛生管理がとても行き届いていて、門に入ると両手両足を消毒。足の裏までチェックされていました。お迎えのときにお会いする保護者の方(日本人の方も多かったのですが)は皆さん親しみやすく、シンガポールの土地柄の良さを感じました。
わが子は7歳で年長でしたが、違和感なくいろんな年齢層のお友達と遊んでいました。漢字や英単語を 自分より小さい子が早く上手に書いていてびっくりしたといっていました。
昔インターに行っていたからか、会話はだいたいわかったらしく、冗談をいう男の子がおもしろかった!といっていました。いままで 苦手だった スピーキングでしたが、今回の経験のおかげで、しゃべりたい!お友達ともっと話したい!という気持ちが出てきたようです。
宿泊したYwcaからsam’sまでは4種類のバスがでていたので、とてもべんりでした。本当に貴重な経験をありがとうございました!
本人が またシンガポールいきたい!といっていますので 是非実現したいです!
心より 感謝申し上げます!
取り急ぎ御礼申し上げます。
実は、シンガポールに到着したHさんをジョイス・パパがお迎えに行くはずだったのですが、ジョイス・パパご自慢のベンツ・タクシーが故障のため動けず、Hさんは急遽、ホテルまで自力でむかうことに。大変ご迷惑をおかけしました。ジョイス・パパに代わり、私からもお詫び申し上げます。
そんな状況なのに、「すぐにタクシーがつかまったので平気でしたよぉ。ホント便利な街ですよね」と明るく応えていただき、私もホッといたしました。
そしてメッセージにはSAM’Sでの2枚の写真もそえていただき、その写真にはママと一緒のYちゃんが嬉しそうVサイン。そしてもう一枚がこちらです。
私には、短期で留学体験しているYちゃんの様子が、SAM’Sに毎日通ってきている他のお友達と見分けつかないくらいですぅ。ママがお話されていたように、まさに『違和感なくいろんな年齢層のお友達と遊んでいました』のでしょうね。本当に楽しそうでなによりでした。
これからも、いろんなお友達と『しゃべりたい! お友達ともっと話したい! という気持ち』を大切に、英語にふれていってくださいね。なんだかんだといっても、やっぱりこの気持ちが英語を学ぶ一番の早道だと思います。
3組の方々、それぞれの貴重な体験談を送っていただき本当にありがとうございました!
このような体験直後のナマのご感想を読ませていただいていつも感じることなのですが、幼い子どもたちの「感性」って、本当に素晴らしいですよね。
日本語とか英語とかは抜きにして、まだ言葉(語彙)を十分に持っていないこの時期の子どもたちが新鮮な体験にふれた瞬間のストレートな表現には、(なんでも分かったふうに普段生きている大人(汗)のひとりとして驚かされることばかりですぅ。
これからどんどん大きくなっていくなかでも、今回シンガポールに滞在したその瞬間に感じたこの感動を大切にして欲しいなぁと思います。
2012年夏休み「CHESシンガポール親子短期留学」の詳細は、こちらをご参照くださいね。