先日の日曜日、行ってきましたよぉ。【第4回水中ロボットフェスティバル~ 水中ロボフェス2011 ~】。
当日はあいにく大雨、しかも会場付近では「Halloween」のパーティ(←メイドさんが多かったのでコスプレ大会かと思っていましたぁ)が開催されていた様子、ゴスロリの方々も大勢集合されていて、なんとも言えない(写真を撮るのもはばかるような)物々しい雰囲気(汗)でしたが、足元が悪い中、お付き合いいただいたCHES-Friends、ママパパ、本当にご苦労さまでした。
ただ、会場にはいると、雰囲気は一転、理系の粛々とした雰囲気。私がこんなことを言うのもなんですがぁ、技術屋さんって、アピールがあまり上手くないような気がするのですぅ。せっかくの各大学の先端技術のお披露目の場なのに、もっとプレス・リリースでしかけるとか、せっかくなのでメイドさんのMCいれるとか(←完全に畑違いぃ)、最低限もう少し盛り上げてもよかったような気がしますぅ。
そんななか、観客としてひたすら盛り上がっていたのは、私だけ!? 技術的なところは、説明をお聞きしても正直よく分からなかったのです(汗)が、それなりに面白かったです。
とにかく、私でも楽しめたのが、このロボット。「FOCUS」、大阪市立大学から参加。魚型の自走式。リモコンやラジコンではなく、色に反応して自ら泳いでいくのです。今回、プログラムされていたのが「赤色」だったそうですが・・・、これがね、なかなか、思ったように動いてくれない(泣)。
その様子にしびれをきらし、オレンジ色のパーカを着ていた私は、思わず、プールに腕を突っ込み(ご心配をおかけしましたぁ)オレンジで呼び寄せようと試みたのですが、あえなく失敗。研究室のお兄ちゃんによると、視野など、認識できる限界がまだまだあるそうです。実用段階に至までには、このようなプロトタイプをまだまだたくさんつくらなければならないのでしょうね(タイヘン!)。
でも、形がリアルに近いせいなのか、CHES-Friendsには一番うけていましたよ。
横では、研究室のお兄さんが、落とさないか、グニュってしないか、はらはらドキドキ(笑)しながら優しく見守ってくれました。こうして、CHES-Friendsにうけたのが、影響したのかどうか・・・(汗)、この魚型「FOCUS」が、フリースタイル部門の最優秀賞!(パチパチ)。
そして、ソニファ先生のご主人の大阪大学の研究室からはイカ型ロボット、名前は「イカロボット(←そのまんま)」が参加。
こちらは、ラジコンで動くので、うちの次男も操縦させてもらってご満悦そうでした。
ここだけの話、実はうちの次男は機械モノが大好き。プラモデル組み立てるのも好きなのですが、むしろ、分解オタク。機械モノが動かなくなると、すぐに分解を始めてしまいます。「・・・で、分かってるの?」と聞くと、急にハタと我にかえり、「ああぁ、やってもたぁ~」という表情。少し油断していると、電池を替えれば済むものも壊してしまうのですよ(汗)。
今回も、少しでも興味があると、ふらふらっと人知れず研究室のデスクの後ろにしのび込み、様子を伺うもんだから、知らず知らずのうちに説明を聞いてみたり、操縦させてもらってみたり、おまけにふと気が付くと観客審査員までさせてもらって・・・、私はハラハラでしたが、本人は十分楽しんでいた様子。
こんな次男も、あと十数年もすれば、今回参加していた研究室のお兄ちゃん、お姉ちゃんと同じ年恰好になっているんでしょうね。CHES-Friendsだって、二十年弱ですよぉ。その頃、日本はどうなっているのかなぁ~。みんなちゃんと日本にいるのかなぁ。とにかくみんな今回と同じくらいの笑顔でいてくれたらいいのになぁ。
アメリカでは、奇妙な動きの「四本足ロボ」で有名なBoston Dynamicsが、すでに人間型ロボットPETMANも開発しているそうです。リアルに歩行、体操、さらに腕立て伏せまでが可能になっているのだとか(軍事用だから?)。
技術大国ニッポン! がんばれぇ~!
日本では穏やかに【トヨタ、次世代の介護・医療支援向けパートナーロボットを発表】
私たちが体験したロボフェスの様子も動画にもまとめてみましたので、こちらもご参照くださいね。