実は最近、CHESの職員会議(←先生3人によるお茶を飲みながらの談笑Time)では、この夏の5週間のサマー・スクールの開催にむけて、日夜、激しい(汗)討論が続いていますwww。笑い声が
CHESは、一応教育機関ですから(キリっ)、もちろん、テーマは「どうすれば、幼い子どもたちが最短距離で英語を身につけていくことができるのか!?」です。そのためには、このホリデー・クラス5週間は「どのようなテーマがいいのか?」、「素材は?」などなど、喧々諤々(←みんな、なぜだか次第に声が大きくなるw)話題は尽きません(滝汗)。
こんななか、ふと気が付いたことがあるのです。それは、ソニファ先生もゴーリカ先生も、ある意味、“Output”の魔術師(←もちろんいい意味で)なのかもしれないということ。
“Input”と“Output”について書き始めると、内容が理屈ぽくなってしまいそうなので、改めてお話しするとして(笑)、まずは↓この写真、観てください。
これ、なにを作っているのか、お分かりいただけるでしょうか。
立体的“an umbrella”ですよぉ。
さらに、↓この写真。普通、お面の工作って・・・こんな感じじゃないですかぁ?
これは、以前から流行っているBig Green Monsterのお面。
フムフムよく出来てるなぁくらいの感想でしょう。
でもね、突然、進化しちゃうのです。↓この写真、ホリデー・クラスのパンフレットにも載せてみたのですが・・・
口の部分が動くので、お話しできちゃう3Dお面なのですぅ。
すごくないですかぁ?
こういのって、まだ頭の柔らかいCHES-Friendsにはかなりいい経験になるはず。実際に眼の前に突然できあがるOutputの数々。素直に「できる! やれば私にもできる」という「勇気」が湧いてくるんだろうなと肯けます。
他にも、「I」がテーマだと・・・
“an ice cream”
ここまではいいですよ。
でも・・・
これは、ちょっとやりすぎ!? エスキモーの方々が冬場に使う氷の家。
“Ice House”!?
いえいえ(←洒落ではありませんよぉ)。
答えは、“igloo”。
私は、この単語、知りませんでしたぁ。
全く打ち合わせなし。ソニファ先生って、突然、CHES-Friendsと一緒にこんなの作っちゃうのです。なんとも不思議な力の持ち主。頭の中はやはり理系なんだろうなぁと、すでに頭が固まってしまっている私は、感動しつつ観ていたのです。
ただ、すでに頭の固い私は、ふと、我に返り、「今日は、ここまで。ここは工作教室ではありません。CHESは英語で学ぶ教育機関です(キリっ)」w。
傍らでは穏やかなゴーリカ先生のCHES-Friendsへの見事なインタビューが始まります。そのクラスのテーマは「色」だったのです。
「好きな色はなに?」
↑この質問って、何気ないけど、意外と重要だと思うのです。先生にもよるのですが、「色」がテーマだと、一色ごとに指さしながら次々と“red”“ blue ”と、まるでフラッシュカードのように、とにかくInputを先行させてしまう方が多いのです。教える側からすれば、一方的に答えを伝えることができるので楽といえば楽。
これは日常生活でもよくあることで、たとえばお子さんの宿題の様子を傍で観ていて、ついついひと言。「これ、違うでしょう、こうでしょう!」とか。お母さん、答えを質問していません? 穏やかに「なぜ?(どうして?) こうなるの?」って質問、意外とできていないのですよ。私もwww。
で、「好きな色はなに?」という質問からはいると、当然、CHES-Friendsは考えます。でも、好きな色なので、興味があるから1色ぐらいはすぐに答えとして反応しちゃいます。とても素直なOutput。
このCHES-Friendsの素直なOutputに、とても楽しそうに反応するゴーリカ先生。「他の色は?」と質問が続きます。あんまり嬉しそうにゴーリカ先生が反応してくれるので、CHES-Friendsも嬉しくなり、すかさず次の色、次の色、次の色・・・。
こうして何度か繰り返しているうちに、英語で表現できなくなってきて、やがて日本語で答えたりするのですが、その場合でもゴーリカ先生が穏やかに英語で言い換えてくれます。
こちらでも、CHES-Friendsが楽しそうに反応している様子を観ていると、素直に「できる! やれば私にもできる」という「勇気」が湧いてくるんだろうなと、肯けます。
実際、もうこのころになると、好きとか嫌いとかはあまり関係なくw、ほぼすべての色の表現が英語で出揃い、CHES-Friendsの頭の中でも色の表現が英語で整理されてしまっているのです。
先日、無料のトライアル・レッスンに体験参加されたお友達のお母さんが、ゴーリカ先生とCHES-Friendsとのこのような様子をご覧になって、CHES-Friendsの英語力というのか、やりとりしているコミニュケーション力に少し驚かれていました。
でも、素直に反応するCHES-Friendsも確かにすごいのですが、それ以上にすごいのは、CHES-FriendsのOutputをうまく引き出しているゴーリカ先生の「質問力」なんだろうなぁと、私は感動しつつ観ていたのです。
実は、ゴーリカ先生はCAの経験があるので、こういうサービス精神旺盛な穏やかな対応をかなり訓練してきたのかもしれません。またカナダでも母語が英語ではない幼いお友達に英語を教えていたから、その経験がCHESでも活かされているのかも。
あッ。そういえば・・・、ここだけの話。ゴーリカ先生のご主人の日本語って、本当に完璧なんですよ。パイロットの先生(←パイロットのタマゴたちに操縦を教えている)をしているからかもしれないのですが、丁寧語とかも全然不自然じゃないし、立ち居振舞いも日本人より日本人らしいのです。機会があれば、ゴーリカ先生のご主人にお願いして、CHESの遠足として空からの神戸遊覧も企画しちゃいましょうかwww。
いずれにしても、言葉を身につけるためには、やはりOutputが最重要。もちろん、英語での“Input”からもはいりますよ。でも、いくら「英文法」や「英単語」「英熟語」を学んで知識として知っていても、喋れなければ、あるいは、書けなければ、つまり“Output”できなければ、伝えるツールとしての意味がありません。
“Input”と“Output”。
とても大きな課題なので、また改めて(少し理屈ぽくなるかもしれませんが)書きますね。
さっそくホリデー・クラスの申込書のFAXが次々と送られてくるなか、5週間のサマー・スクールの開催にむけて、CHESの職員会議では、“Output”の魔術師の先生方による激しい(汗)討論が、まだまだしばらく続きそうですwww。笑い声が
To be continued
そういえば、CHESには、他にも“Output”の魔術師の方がいらっしゃいます(←本当は、こちらをぜひ紹介したかったのですぅ)。
CHES-Friendsのママたちです!
以前、【CHESスーパーランチ特集!】でもご紹介させていただきましたが、その後も勢いは止まっていませんwww。
せっかくの機会なので、CHES-Friendsのママたちによる華麗なOutputの数々の一部ですがご紹介させていただきます。
毎日毎日見事な出来に、本当にびっくりしてしまいます。CHES-Friendsは、お家でもOutputの魔術師の華麗なテクニックを目の当たりにして、素直に「できる! やれば私にもできる」という「勇気」が湧いてくるんだろうなと肯けてしまいます。こうしてOutputの能力は受け継がれていくのかもしれませんね。
CHES-Friendsのママさま、いつもご苦労さまです。CHESの運営にいつもご理解・ご協力いただきありがとうございます。
ところで・・・
2011年CHES夏休みホリデー・クラス、まだまだ参加者募集中です。
詳細は、ぜひ、こちらをご参照ください。
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今回もまた、たくさんのお友達に逢えることを楽しみにしております!