先日、速報でお伝えしていた英検合格についての詳細です。まずは、本当に嬉しそうな小学校3年生のMちゃんの表情からです。
Mちゃんは、通っている小学校の英語の暗誦大会での活躍について以前にもご紹介させていただいたことがあるように、本当にがんばりやさんなのです。今回の英検受験もテスト直前の12月に突然受験する決心をして。それから実質1か月ほどで、見事、英検5級に合格してしまいました。
準備期間が短かったこともあるのですが、なにより私が少し心配していたのは、Mちゃんが英語を本格的に学び始めたのは、CHESウィークリー・クラスが開講した2008年9月から、わずか2年ほどの経験しかないことでした。しかも、ほかにも習い事があって、やめたくないので、アフタークラスに参加できるのが、週1回。こんな環境のなかで、合格してしまうのですから、Mちゃんは本当に“So smart”。
新学期からは4年生になるので、Mちゃんは学習塾にも通う予定だそうです。これからは、本格的に「学ぶことを学ぶ」時期。できる限り英語だけではなく、可能性にはどんどんチャレンジして欲しいなぁと思います。
いつもお伝えしているとおり、日本人である以上、母語である日本語でしっかり学ぶことができないと、結局、第2言語の「英語」力も、最終的には伸びないからです。日本語でも、英語でも、中途半端な教育水準にとどまってしまう可能性があります。でも、いろいろ欲張り過ぎると、すべてがどっちつかずになることもあるから、「選択」することも覚えて、あんまり無理しないようにね。
これはあくまでまさみ先生の立場として思うことだけど、せっかくここまで続けてきたんだから、英検3級まではチャレンジして欲しいなぁと思いますぅ。また改めてこれからの作戦もいろいろ考えようね。
そして、英語でのインタビューテストが残っていた小学校5年生のT君。
突然、CHESで英検受験ブームが沸き起こる引き金をひいたT君も満面の笑顔です。T君が英検を受験してみると言い出した勇気が、他のCHES-Friendsの勇気に一気に火をつけたのですぅ。
T君のママからは、メールも頂きましたのでご紹介させていただきます。
CHESの皆さんこんにちは(^O^)
11歳Tが英検3級に合格する事が出来ました♪
少しの努力で誰もが、ここまでのレベルに達する事を確信した瞬間でもあります!!
私は中学高校と日本の公立学校で教育を受け、真面目に取り組んだにもかかわらず、英語を全く聴けない話せない状態で、いつも悔しい思いをしてきました。
言葉は小さいうちから耳にして慣れ親しむ必要があると思い、Tには小さい時から英語を聴かせるように心がけてきました。しかし、どの程度の効果や実力が身に付いているのかが判らず不安なまま年齢が上がりました。そんな時、CHESのまさみ先生の勧めもあり英検を受ける事にしました。
「もしも受からずに自信を無くしたらどうしよう…」と思いつつ、「受けなければ受からない」と考えを変える事にして挑戦しました。
決して無理な勉強をさせたわけではなく、週に一回CHESに通い、家で20~30分過去問題を勉強した程度です。問題に少しづつ触れていると、次に何をすればよいのかが見えてきました。まさみ先生のアドバイスを参考にしながら目標に向かって取り組み、合格出来た事を子供と共に嬉しく思います!!
本当にありがとうございました。そして、これからもご指導をよろしくお願い致します!!
T君のママからは、昨年の夏に英検4級に合格した時にも、「コツコツと積み上げた自信で、何事にもめげない強い人間に成長出来れば~と願います♪」とメッセージを頂いていたのですが、この「自信」という言葉には、実は、もう1つ隠されたwww意味があったことをはじめてお聞きしたのです。
実は、今回の英検受験会場で、偶然T君は同級生と顔を合わせることになったそうなのです。そのお友達は、緊張した様子で「これから英検5級の受験やねん」と。
それを聞いた途端、すでに英検3級を受験するT君は、俄然www、自信がわき上がった様子で、「がんばれよぉ~」と余裕の表情で応えたそうです。
そのお友達は、T君よりも英語を習い始めたのも早く、しかも、いわゆる大手英会話教室のネイティブ講師によるマンツーマン授業を受講していたそうなので、T君の自信が湧き上がったこともなんとなく肯けるのですが、、、ただ、これはあくまでまさみ先生個人的な感想として正直にお話しすると、その時のT君の様子を想像するだけで、まさみ先生はついつい笑いがこみ上げてきてしまうのですぅwww。
だって、英検受験が終わって最初のクラスでT君に会ったとき、「テストのとき頭が真っ白になってもたぁ」とか言うし、おまけに合格発表の日には、突然クラスに入ってきて、「やッばぁ~、やばいことになってもたぁ」とか言うし、傍でT君の様子をみていて、私は、かなりはらはらどきどきしていたのですから。
とにかく、今回のT君のお話は、「自信」というのは、自分自身の経験からだけではなく、相対的な意味でも感じるものなんだなぁということに、改めて気付かされるエピソードでした。
T君も5年生なので、これからは学習塾の日程も少し忙しくなってくるだろうけど、英語だけではなく、なにごとにおいても「学ぶ」ことに自分の「限界」を設けずにがんばっていこうね。
私だって、まだまだ「学ぶ」ことも多いし、これからも興味のある本もどんどん読んでいきたいし、興味のあるセミナーにもどんどん参加していこうと考えています。
きっと、誰だって、知的好奇心がある限り、一生かかっても「学ぶ」ことは終わらないはずです。こんな言葉を教えてもらったこともあります。
脳はプログラムされている
「できない」という言葉とともに停止し、
「できる」という言葉とともに動きだし、
「楽しい」という言葉とともにフル回転する
今回は、恥ずかしがりやさんのKちゃんはBlogの写真には登場しませんでしたが、受験したCHES-Friendsの3人が3人とも合格してなによりです。私は本当に嬉しいです。
これもいつもお話ししている通り、合格した「結果」はもちろん、それ以上にみんなで受験してみようと思えた「勇気」、そしてみんなで目標にむかって進んで行った「行動力」に敬意を表したい気持ちで一杯です。
さあ、次の英検のテストは6月。
スプリングクラスでも、少し大きなお友達のクラスでは、英検を意識した内容を少し取り入れていこうと考えています。
そして、この4月からは、CHES「プリスクール」、「アフタークラス」とも、すべてのクラスで大幅にカリキュラムの見直しを実施することにします。
とにかく、いままでの「Phonics:フォニックス(発音)」と、さらに「Sight Word :サイトワード(基本的な文章に繰り返しでてくる220ほどの単語)」、そして英文ライティングのための「Comprehension(理解力、把握力、理解度テスト)」を少しずつ楽しく学んでいくだけでも、英検3級程度の“Basic English”は十分に身につくということを、改めてこうしてCHES-Friendsが教えてくれたのですから。
カリキュラムの詳細は、来週早々にお伝えできると思います。お楽しみにw。