英語を選択科目に

「対象を絞り国際人を育成」というタイトルで、野村資本市場研究所の関志雄氏への非常に興味深いインタービュー記事が今朝の日経新聞に掲載されていました。一部抜粋させていただきます。

中学から大学まで8年間も英語を勉強していて、平均的な日本人は道案内もほとんどできません。経済学でいうコストベネフィットの問題で、ものすごいコストをかけているのに、ベネフィットがない。効率の悪い無駄な努力です。

全く、同感。私は、「英語」を学ぶ目的が曖昧だから、「効率の悪い無駄な努力」になってしまうのでは? と感じてきたのですが、同氏は「具体的な改革案」として、次のように語っています。

比較的早期に、コースを分けたらどうでしょう。最初の3年間は、コンピュータ操作に困らないように、アルファベットなどの基本を学びます。終了後は選択制にし、本当にまじめに勉強したい人には、レベルの高い英語教育を行う。一方、英語に興味のない人や使う必要がない人は、ここで英語学習は終わり。

さらに、「なぜ英語教育がうまくいかないのでしょうか」という質問に対しては

英語教員の資質の問題です。教員の多くは、まともに英会話ができません。これで生徒が話せるはずがない。昔からわかっているのに、一向に改善されないのは、日本経済が変われないのと同じで、英語教員が既得権化し、改革に反対するからです。

教員の権益を守るために、生徒が犠牲になっているのです。質の高い教員へ、入れ替えが必要です。国内で確保できなければ、海外から招けばいい

また

中国には、来日経験がなくても、大学で日本語を専攻しただけで、日本語がペラペラの人がたくさんいます。でも、日本の大学で中国を専攻しても、なかなか中国語が話せない。この差は何なのでしょう

これも、まったくおっしゃるとおりという感じです。日露戦争当時が描かれた『坂の上の雲』には、わずか数ヶ月の留学で、英語やロシヤ語、ドイツ語を学んでしまう日本人が多く登場しているのに、危機感の違いなのでしょうか。

先日、私は、ある教育大学の中国人留学生とお会いする機会があったのですが、彼は見事な日本語を操っていました。外見もそう変わらないので、一瞬、日本人と見間違うくらい。しかも、彼は別れ際、面白いことを伝えてくれました。

私が、「また、考えておいてね」と伝えると、「日本では、多くの場合、『考える』という言葉は、全然、前に進まないことを意味するのでしょ」と、笑いながら、混ぜ返していました。本当によく勉強しているなぁと、感心しちゃいました。

インタビュー記事の最後は、このように締めくくられていました。

相変わらず学校の授業は文法中心で、簡単な英会話さえできません。しかも現状を変える力も働きません。本当に学びたい人は、あきらめて民間の英会話学校に通っています。これが皆さんが求める英語教育ですか? なんで文句がでないのか、不思議です

本当に、よ~く考えさせらました。

実際、英語教育にとどまらず、場合によっては、小学校、そして、中学校・高校に通いながら、塾に通うのが当たり前という「教育」環境って、本当にいかがなものなのでしょうね。

「無償」なのはいいのですが、子ども達の時間が、あまりにももったいないような気もします。


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