しばらくは、慣れないことや分からないことばかりかもしれないけど、いま、この瞬間を大切にね。とにかく、がんばって楽しんでねぇ~!
でもね、シンガポールに来たことだけで、安心してちゃ駄目。シンガポールの小学校3年生のテキストも、みたよね。中学生にもなると、英語の環境に入っただけでは、英語なんて絶対に身につかないからね。いま、できることは、自分と正直に向き合って、ちゃんと勉強もすることよ。
勉強もせずに、ただそこに“Guest”としているだけでは、観光と同じ。
ある意味、日本からのただの逃避になっちゃうよ。
もっと言えば、中学生のただの自己逃避になっちゃうよ。
↑「中二病」と、表現するのかなぁ。違う?
とにかく
自分で選び
自分で考えて実行し
自分でやり遂げ
自分で責任をとる
↑もしもくじけそうになったら、この言葉を何度も何度も読んで。そして、心の中で静かに感じて。
実はね、この言葉は私の言葉ではないの。「モンテッソーリ教育」というとても素晴らしい幼児教育の理論を、貧民街から築き上げたマリア・モンテッソーリ女史の言葉なの。難しい顔をした大人むけの教育理論の言葉じゃないのよ。彼女が、学校に通う前の幼い貧民街の子ども達にずっとずっと大切に教えてきた言葉なの。
Jクンは、もう中学生なんだから、この言葉の意味も、よく分かるわよね。
そして、彼女は、こんな言葉もよくつかっているの。
「なにをすべきかがわからないときは、いま、目のまえにあることに集中するのです」
そしてね、もう1つだけ覚えておいて欲しいのは、Jクンは、独りじゃない!ってこと。これだけは、絶対、覚えておいてね。
慣れない土地かもしれないけど、Ms.BもMs.JもMs.Jのパパもママもおばあさんも、そしてMr.Wも、日本にいるお父さん、お母さん、妹も、そして私も、みんなみんな、Jクンのこと応援してくれてるからね。
また、電話するね。
そのときは、
英語でしゃべっちゃおうか。