シンガポール「親子留学」体験記

今回は、2009年8月、「CHESシンガポール親子留学」を体験されたM・Aさんからとても嬉しいメールをいただきましたので、みなんさんにもお伝えしたいと思います。

 

そのメールはこのような書き出しで始まっていました。

M・Aです、大変お世話になっております。返信遅くなりまして、申し訳ありません。現地での様子をすぐにご報告させていただきたかったのですが、帰国早々、子供が熱を出したり、彼の宿題(受験塾の!)がたまっていたりで、先週は、ばたばたした1週間でした。

さて、その報告書ですが、ちょっと長いですので、意見の方はファイルに記述して添付させていただきます。また、シンガポールでの写真も送らせていただきます。御社のおかげで本当に貴重な経験をさせていただきました。また、シンガポールの人たちはとても friendly で親切でした。私たちは、何度か助けていただきました。

次回も留学する際は(主人は来年は私と今回の息子と長男-来年大学1年生…の予定です-の3人で行ってこい、と言っています!)その際は、御社を通じてお願いいたしますので、ぜひまたよろしくお願いします。本当にお世話になりました。他のスタッフ様にもよろしくお伝えくださいませ。

私には、M・Aさんも本当に楽しく、充実した2週間だったことが、この書き出しから、すぐに伝わってきました。実は、M・Aさんには、親子留学体験後に、シンガポールで感じたことがあれば教えてくださいと、いくつか質問のメールを送付させていただいてたのです。最初の質問は、「今回の親子留学で一番得られたことは何でしたか?」という質問でした。以下が、M・Aさんからいただいたご回答です。

 

今回の親子留学で一番得られたことは何でしたか?

やはり異国(母国以外)での生活体験でしょうか。2週間の滞在というのは初めてのことでしたので、旅行とは違ったものがありました。町では日本語を話されている人たちももちろんいたようですが、私たち親子は、ほとんど遭遇いたしませんでした。

そのため幼稚園及び、語学学校ではスタッフの方々はみなすべて英語のみ、町でのショッピングや食事、ホテルでの問合せ等みな英語の中で滞在したことにより、英語を使わなければいけない状況が生まれました。

今までの私たち家族の海外旅行スタイルとしては、オプショナルツアー等をほとんどいれてしまったりして(ツアーコンダクターはもちろん日本語)まったく英語を話す・聞く機会がありませんでしたから、日本語なしの生活環境の中、生の英語に触れられたこと、それが何よりも私たちの留学体験として有意義なものとなりました。

そうなんですよね。目的を「旅行」ではなく、「留学」にすることで、本当に環境が、全く変わってくるんですよね。同じような時間を過ごしているのに、「生活」に密着しているだけに、とても密度が濃い時間を体験できるのでしょうね。そして、次の質問は、「現地でお困りになられたことや不具合なことはありましたか?」です。

 

現地でお困りになられたことや不具合なことはありましたか?

大きな問題は、特にありませんでした。しかし、参考のため、私事の問題ですが書かせていただきます。

1.電圧変換のため日本から3つ穴フラグのコンセントを持っていったのですが、携帯電話の充電器(アダプタ)が使えなかったようで、スタート早々に困ってしまいました。(デジタルカメラの充電器等、他の電化製品は問題なく使用できます)

私は、時計を持っていかなかったので時間を知ることはもちろんのこと、目覚ましとしても携帯を使用していたのです。携帯を充電して就寝し、朝方たまたま目が覚めた時に何時だろうと携帯を見たら電源が入ってない・入らないでもうびっくり! テレビをつけても、時刻が出ている番組がないで(もう少しあとの時間になったらやっていました)本当にあせってしまいました。

そこでその日から充電できるものを探す苦労が始まったわけです。 Docomoショップは見つけられず、電器屋でいろいろ聞いたのですがどうもよくわからない(お互い言っていることを理解し合うのが難しい-笑)といった具合でした。結局、この問題は、日本人のクラスメイトで電池式の充電器を持っている人がいて、それをいただけることができてとりあえず解決できてしまいました。しかし充電器のお店探しやそのやりとりに2、3日ほど時間を費やしました。

2.ezLinkカードなのですが、子供に関しては身長で決まっているようで、90cmまでは無料だったみたいなんですね。うちの息子は実は110cmくらいあるのですが「大丈夫」ということで、私の分1枚しかいただきませんでした。

そしたら滞在中1度だけバスの運転手さんに「払わなきゃダメ」だと言うことで怒られました。小銭の持ち合わせがなく、バスには紙幣をくずす機械もないので、おろおろと困っていたら、親切な方がお金をくださいました。

3.ホテルにてお水が出なくなってしまったという夜がありました。

服を脱いでしまってからシャワーが出ないことに気づき、フロントに聞きに行きましたが、この時も英語。よくわかりませんでしたけど、なんか「破裂したらしい」、「修理に2時間くらいかかると思うが確証はない」、「明日には直っている」とのことでした。そのため、その日はお風呂には入れませんでした。

4.語学学校にて現地においてレッスンの追加を申し込んだ際、カード払いができなかったということです。

銀行への振込みか現金払いと言われ、所持金をもとに申込みを決定するしかありませんでした。結局、大丈夫そうだなと思って申込みをしたのですが、やはり残りの滞在期間のフトコロが、少々心もとないものとなってしまい、苦学生のような気分でした! 参考までに、私が申し込んだプライベートレッスン料は、10時間でS$860というものでした。

5.あとは・・・私が英語ができないために、幼稚園での息子の様子をうかがうことができなかったこと! です。

でも、すべて、笑い話です。

これらが、まさに本当の「生の体験記」! これから、シンガポールへの「親子留学」を計画されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。私たち親子も、いまから考えると、約9ヵ月ほどでしたが、シンガポールで、失敗体験、成功体験、感動体験と、本当にいろいろと経験させていただきました。そんな体験の一つ一つが、いまとなっては「いい思い出」です。

 

そして、なによりも、このような体験を親子で「共有」できてきたことこそ、なによりも大きな「財産」になっているように思います。

 

M・Aさんからのメールを読ませていただきながら、4年前の私たち親子の数々の失敗体験が、まるで昨日の出来事のように頭のなかを駆け巡りました(笑)そして、3つ目の質問は…「親子留学を体験されて、今後どのようにして英語を学んでいこうと思われましたか?」です。

 

親子留学を体験されて、今後どのようにして英語を学んでいこうと思われましたか?

息子はやはり英語環境の中におきたいと思いました。前項の(5)で息子の様子がうかがえなかったと書きましたが、現地でご主人の仕事の都合で、一時的にシンガポールにきているというご家族のお母様とお話しをする機会がありました。

うちの息子が、シンガポールの幼稚園では「2人くらい日本語を話すお友達がいる」と言ってたのですが、そのお母様の息子さんのお話によると、「new student(うちの息子のこと)が来たけど、その子は英語しか話さないよ」と言っていたというのですね。その話をうかがって、私ははじめて「息子はちゃんと英語で過ごしているのだ」ということを知ることができました。

また、これは余談なのですが、息子の日本での幼稚園のお友達が夏休みで1か月半ほど、シンガポールの実家に帰省していまして、お母さんは仕事があるので、彼を置いてすぐに日本に戻りました。その子は、お父様が日本人・お母様がシンガポール人なのですが、お父さんが英語を話せないためご夫婦の会話も息子さんとの会話も日本語でした。

ところが、そのお友達と現地で会ったところ、まったく英語しか話さないようになっていたんです。私が会話するためにいくら日本語でと頼んでも「No~~~!!」です。さらに驚いたことに、うちの息子もそんな彼に会ったとたん、日本語をまったく話さないのを見て、すべての会話が英語に切り替わりました。

息子は、まだ自分の意思を伝えられるほど、なんでもかんでも会話できるほど英語で話せませんが、一言も日本語は出てきませんでした。現地でのご家族は、日本語を話せませんから、おかげで私一人貝のようになっていました(笑) でも、お友達と別れてから、私と向き合うと、とたんに日本語です!

現在通っているインターナショナルスクールの幼稚園では、お友達同士では、結構日本語なので、道具として英語を身につけるには幼児期の場合、英語環境の中に置いてしまうのがよいと改めて納得しました。親の方はというと、私はスクールというものに通ったことがありませんでしたので、大変貴重な経験となりました。

レベル的には(文法的には)私には、確かに簡単過ぎました。でも、それがいざ話すとなると、ちっとも言葉がすらっと出てこない! 先生は、もちろん英語のみで話されますから、それを聞き取るにも今までの自分としては、外国人と話をしたことがまったくなかったので、とてもよい機会となりました。

ちなみに、語学学校の先生が言ってらっしゃることは、おおむね「こういうことを言ってるんだな」ということがわかりますが、町の人たちのはちっともわかりませんでしたー(汗)。つまり、文法的にはにはやさしかったといいましたが(中1レベル)、私にはちょうどよいクラスであったと思います。一応、先生方には他の生徒よりは better だと言っていただきましたが☆

プライベートレッスンでは、いろいろな国の方の英語をということで、British、Itary、そして Canadian の先生方に担当していただきました。正直に申しますと、Canadian の先生のみよく聞き取れなくて、苦労しました(というより申し訳なかった)。これは多分 Canadian English がわかりにくいというのではなく、その先生の話し方だったのではないかと思うのです。悪い意味ではなく、超初心者向けではなかったのだと思います。他の先生に関しては大体理解できましたから。

なにせなんと言っているのかわからないことが多々あったので、理由は確かなことはわかりません。しかし、プライベートレッスンを受けたことにより外国人と話す勇気、英語を話す勇気がつきました。今後、子供は英語で授業を行う小学校があり、そこへの進学を考えています。また、私は英語を、「読む・書く・聞く・話す」の4つをきちんと勉強して身につけたいと思いました。親子共々、国境を越えて国籍問わずいろいろな人たちと会話できるようになりたいという思いを、ますます強く持つようになりました。

私も、思わず、何度も肯きながら読ませていただいきました。とにかく、子ども達は、環境に慣れるのは、はやいという点。幼い間に英語環境にいれてあげると、とてもうまくなじんでしまいます。しかも、そのスピードは親が想像する以上にはやくなじめてしまうようです。だから、子ども達の実際の様子を親が把握できないまま「息子はちゃんと英語で過ごしているのだ」と、あとでわかったりすることもあります。

 

実は、私の2人の息子達はチャイニーズ・スクールに通っているのですが、普段、家で彼らが中国語を話しているのを見たことも、聞いたこともありません(汗)。でも、先生から「中国語」で電話がかかってくると、しっかり中国語で返事をしています。傍で聞いていても、内容がわからないので、あとで日本語で聞き直しています(笑)。

 

ただし、気をつけたいこともあります。それは、いつもお話している子どもが学ぶための「3つの条件」です。

 

  • 【STEP1】「Comfortable」:

まずは、「安心」できる環境。子ども達は、気持ちに正直です。「安心」できる状況が学ぶ「入り口」です。

  • 【STEP2】「Interesting」:

楽しくて、興味のあることを吸収。興味のあることは、なんでも意欲的に吸収できるのが子どもの特権です。

  • 【STEP3】「Confidence」:

学ぶことで自信を深めていきます。

 

この3つの条件がある環境なのかどうかは、丁寧に、そして神経質に確認してあげてくださいね。これができるのは、お母さんだけなのですから。この3つの条件が満たされないまま、少し無理をして、幼い子ども達を新しい「環境」にそのままいれてしまうことに焦ってしまうと、逆効果。子ども達の「気持ち」が閉ざされしまうこともありますので、本当に丁寧に、神経質になりすぎるくらいに確認してあげてくださいね。

 

そして、「話し方」。私にも、聞こえる「話し方」と、聞こえない「話し方」が、いまでもあります。でもね、これは日本語でも同じですよね。政治家の「話し方」をニュースで聞いていても分からないものは、分からないですよね(爆)。あとは、とにかく多くの方々と接して、慣れていくしかないのでしょうね。そのときに必要なのは、「勇気」「勇気」でしょう。

 

さらに「私は英語を、『読む・書く・聞く・話す』の4つをきちんと勉強して身につけたい」というメッセージ。やはり、言葉の基本は、「読む・書く・聞く・話す」ですよね。子ども達にも、「聞く・話す」だけではなく、「読む・書く」も含めて、これからもたくさんのことを学び続けて欲しいと思います。

 

私も! 学び続けていきたいと思いました。(日本語も!)

 

最後に、実際に「親子留学」を経験されたM・Aさんから、これからシンガポールへの「親子留学」を企画されている方々への応援メッセージをいただきましたので、紹介させていただきます。

 

M・Aさんからの応援メッセージです。

「ちょこっと留学しても」と考えられる方もいらっしゃると思います。確かに「日本にいても同じ環境を作ることができる」とも思います。海外というと、通常は「旅行」として短い期間行くだけです。しかし留学の場合、「滞在」もするのだということを念頭におくと、随分違ったものになってきます。たとえ2週間であっても、です。

海外にいても日本人ばかりの中にいては意味のないものだとは思いますが、そうでないなら、生活していく中で英語が必要な状況に遭遇したり、コミュニケーションがとることができたらどんなによいかという場面が、どんどん出てきます。

特に、子供の場合は、国籍や言語の垣根など感じることもなく入り込んでいきますし、言語環境においてしまえば自然に習得していくことができます。子供たちのこの先の国際化社会を考えると、早いうちからいろいろな国の人たちと接する機会を持った方がよいと思います。

留学というのも、治安のよい場所であるなら第一歩として非常によいきっかけとなり、有益です。親の視野が広がります。子供は人種に対する偏見がなくなります。旅行とは違った世界が必ず見えますよ!

M・Aさん、シンガポールからの帰国後でお疲れのところ、私からの質問に丁寧に答えていただき、本当にありがとうございました!

 

今回、写真も一緒に送信いただいたのですが、留学先のサムスの門で楽しそうにしている息子さんのY・A君と、インリンガ・シンガポールでの少し緊張気味のママの笑顔がとても印象的でした。夏休みにも企画されているそうですが、次回はぜひご家族全員で、楽しい「冒険」を共有してくださいね。この冬休みにシンガポールへの「親子留学」を企画されている方は、ぜひ、参考にしてみてください。

2013.ches.sin.banar1

 

今回は、とても楽しく「親子留学」を体験されたM・Aさんからのメッセージをご紹介させていただきましたが、過去に新しい「英語」環境を子どもに与えようとして、つまづいてしまったと感じたことがある方からの少し残念な体験談も、ご質問として頂きましたので、CHESメルマガでは、このあたりにもふれていきたいと思います。

http://archive.mag2.com/0000289375/index.html


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